京王電鉄バス・京王バス

▲ 京王バス東 D40255号車 渋谷駅/2013.7.1

運行エリア

東京都中野区・杉並区・渋谷区・調布市・多摩市・小金井市・八王子市ほか（グループ各社含む）

概要

京王電鉄沿線を中心にバス路線を展開。もとは京王電鉄（京王帝都電鉄）のバス部門だったものが分社化された。1997年の京王バス（2003年に京王バス東に社名変更）設立を皮切りにエリアごとにバス会社を設立し移管を行い、2002年に京王電鉄バスが設立され、京王電鉄直営だったバス路線が分社化された。

京王がバス路線の運行を開始したのは1913年。京王線笹塚〜調布間開業に合わせて新宿〜笹塚間と調布〜府中〜国分寺間で運行を開始。ただし、同区間は鉄道線の延伸で廃止となり、いったん幕を下ろす。

その後、甲州街道乗合自動車設立に際して過半数の株を京王が取得し関連会社としたうえで、近隣のバス事業者を買収。1937年に京王電気軌道が甲州街道乗合自動車を買収し直営とした。

また、多摩地域や周辺の事業者を買収し事業を拡大したが、陸上交通事業調整法に基づく戦時統合により、新宿以東の路線は東京市へ、また京王自身も東京急行電鉄へ合併された。

1948年に京王帝都電鉄として分離した際は京王線以北のバス路線の譲渡を受けた。その後、沿線を中心に路線網を拡充させたほか、1971年からは多摩ニュータウンでの運行も開始。同年には新宿高速バスターミナルも建設された。

2002年までに分社化で京王電鉄バス・京王バス東・京王バス南・京王バス中央・京王バス小金井の5社が設立されたが、2020年に京王バス東・京王バス南・京王バス中央の3社が合併し京王バスとなったほか、2022年には京王バス小金井が京王電鉄バスに吸収合併され、京王電鉄バス・京王バスの2社体制となった。

Webサイト

京王バス（https://www.keio-bus.com/）

掲載車両リスト

備考

所属事業者は下記の通り。
直営：京王電鉄（直営）
バス：京王バス
電鉄：京王電鉄バス
東：京王バス東
南：京王バス南
中央：京王バス中央
小金：京王バス小金井

所属会社は撮影当時の所属事業者を表しており、現在とは異なる場合がございます。